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危険品
危険品

​危険品の分類


DG(危険品)の輸送は危険性を有するため、輸送の全期間を通して厳重な規則と法規によって規制を受けています。船主、コンテナ船社、港湾局、国際機関などの全てが、安全な輸送に関する様々な要求事項を定めています。様々な当事者間で、情報と知識を共有し、多くの書類と証明書を発行したり交付したりする必要があります。 

これらの要素それぞれにより、作業が複雑になります。

社内システムを維持している会社が少しはありましたが、DG輸送の問題を解決する国際的に統合された方法はありませんでした。残念ながら、これらシステムは個々の企業内部で開発されたため、手順と手続きが互いに隔離されていました。

そのため、海の安全向上のための最上の方法は、全ての海運国が遵守するための国際法規を開発することであると長期にわたり認識されてきました。 その結果、多くのそのような取り決めが国際海事機関により採択されました。

IMDGコード(国際海上危険物規程)として知られる分類システムが、DG輸送のための基準を明白にするために案出されました。その中では様々な危険物の違いを識別し、危険性の種類によって分類しています。一覧には、プロパンガスライター、通常の壁用ペンキ、花火、アルコール飲料、庭用除草剤などの品目が含まれ、大きく9つのクラスに分類されています。

Class 1: 火薬類(Explosives)
Class 2:  ガス(Gases)
Class 3:  引火性液体類 (Flammable Liquids)
Class 4: 可燃性物質類(Flammable Solids)
Class 5:  酸化性物質及び有機過酸化物 (Oxidizing Substances and Organic Peroxides )
Class 6: 毒物及び病毒を移しやすい物質(Toxic and Infectious Substances )
Class 7: 放射性物質等(Radioactive Material)
Class 8: 腐食性物質(Corrosive Substances)
Class 9: 有害性物質(Miscellaneous Dangerous Substances and Articles)

OOCLのサービス

OOCLでは、高度な訓練を受け信頼の置ける危険物(DG)チームを社内に設け、世界の3地域それぞれでDGの申請承認手続きを網羅した独自の取扱い手続きを定めています。

OOCLのDGコーディネーターは、関係者、質問のある方、あるいはご自身がお持ちの情報を再確認したい方には、どなたにでもアドバイスいたします。

OOCLが運ぶ全てのDG貨物は、迅速かつ正確に確認作業を行ないます。貨物運送に関連する全ての国や港の法的要求事項を考慮します。

更にOOCLは、安全運送を全うするために、危険物の積載・隔離要件を遵守します。これにより、貨物、本船、人間(陸及び海側)と環境の安全が更に強化されます。OOCLのDGチームは、国際・国内規制の相違という問題についてのご相談も承り、OOCLと海上保安庁との関係を通して特別な手配や免除に向けた解決方法を探るお手伝いをいたします。

 

DGSmart

OOCLは、DG輸送手続きで必要な安全情報を蓄積した最先端の訓練システム、DGSmartを備えています。

DGSmartは、船会社、運送業者、製造業者、港湾局、危険物/化学品専門家などを含む、DGの輸送過程に関わる全ての関係者に関連します。
この問題解決システムは、全ての関係者が利用できるようになっており、以下のようにお客様の役に立ちます。

ワン・ストップのDG輸送情報システムとして使えるインターネット・ベースのポータルを提供し、DG関連の手順の効率を高めます。

DG関連データ管理用の複数船社共通のフラットの役割を果たし、相乗効果を得ます。

世界のユーザーの個別のニーズに正確に応え、価値を創造する様々なサービスを可能にします。

少ない費用でDGに関する知識の共有を進めます。

 

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